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部会

「目にも止まる速さで見せる学問の会」

異なる専門分野の研究者が集い、自らの専門の意義を他分野の専門家に向けて発表する場です。

​分野の枠を超えた対話を促し、知の再構築学会大会や、出版などの発展的な展開へとつなげることを目的としています。

【令和7年】

第5回部会

開催:令和7年9月27日(土)

講師:林東洋(学習院大学講師)

演題:「アマテラスの群像〜男神説を考える〜」

近年ネットを賑わせている、アマテラス男神説。

古典からは「天照大神」は女性神として描かれていると読み取れますが、男神説は何をもとに唱えられるようになったのか。

また、それ以外のアマテラスの姿とは。

膨大な資料を元に丁寧にお話しいただき、様々なアマテラスの姿を学ぶことができました。

知の再構築学会大会や出版などの発展的な展開へとつなげられるように、今後も活動を進めてまいります。

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第5回部会

第4回部会

開催:令和7年8月22日(金)

講師:宮古文尋(上智大学文学部等非常勤講師)

演題:「改革の女(ひと)ー西太后」

 

1898年に中国の清朝で起こった戊戌(ぼじゅつ)政変。

改革派官僚の「戊戌の変法(百日維新)」が、

西太后ら保守派によって弾圧されたクーデター事件として知られていますが、実情はどうだったのか——。

宮古先生から初めてお聞きする内容も多く、非常に充実した時間となりました。

知の再構築学会大会や出版などの発展的な展開へとつなげられるように、今後も活動を進めてまいります。

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第3回部会

開催:令和7年7月20日(日)

講師:赤坂恒明(早稲田大学中央ユーラシア歴史文化研究所招聘研究員)

演題:「旧皇族の養子による皇籍取得の先例」

 

戦後、皇籍離脱を余儀なくされた旧皇族の子孫が、果たして本来の皇族の身分を取り戻す道はあり得るのか——。

その問いに対し、赤坂先生は豊富な史料をもとに、歴史上の先例を丁寧に読み解かれました。

 

皇室研究において他の追随を許さない広さと深さをもつ赤坂先生のご講演は、現代の皇室制度を考えるうえでも非常に示唆に富んだ内容でした。

知の再構築学会大会や出版などの発展的な展開へとつなげられるように、今後も活動を進めてまいります。

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※第1回研究発表大会に登壇された時の写真です。

第3回部会 オーディオブック(会員用):税込価格2,200円

https://saikouchiku.base.ec/ 

※ダウンロード可能期限:購入完了後72時間以内/ダウンロード回数:最大3回

※会員の方限定でご購入いただけます

第2回部会

開催:令和7年6月21日(土)

講師:今谷明(横浜市立大学名誉教授)

演題:「天皇と祈り」

今谷明先生は、皇室研究の第一人者として知られ、政府の有識者会議にもたびたび招かれる学識者です。

1990年代には天皇研究で学会のみならず言論界全体を席巻し,今では「日本中世史のレジェンド」とも言われています。

今回のご講演では、その豊富な知見にもとづき、「天皇とは何か」という根源的な問いに迫りました。

 

今回は会員の方にもご参加いただきました。

ご参加いただいた皆様からはご好評いただき、活発な質疑応答や意見交換が行われました。

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第1回部会

​開催:令和7年4月25日(金)

講師:宮脇淳子(知の再構築学会会長・東洋史家)

演題:「モンゴル帝国以後の遊牧王権:ジューンガル帝国成立にいたる対立抗争とチベット仏教の受容」

​第1回部会は、当学会の会長でもある宮脇淳子先生に、

2008年に東京外国語大学に提出した博士論文にもとづいた内容を発表していただきました。

17〜18世紀、東からは満洲人の建てた清朝、西からは帝政ロシアが領土を拡大してくる中で、

チベット仏教徒になったモンゴル系遊牧民は、どのように自らの歴史を熱心に書き留めたのか。

今回はクローズドで部会を開催いたしましたが、ご参加いただいた皆様からはご好評いただき、

​活発な質疑応答や意見交換が行われました。

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